骨粗しょう症について
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症(骨粗鬆症)とは骨の強度が低下して骨折しやすくなる骨の病気です。
日本には約1,300万人もの患者さんがいると推定されていますが、そのうち治療を受けている人はわずか約15%で約200万人といわれています。
骨粗しょう症の原因
- 加齢
- 閉経による女性ホルモンの低下
- 極端なダイエット
- 遺伝
- 体型(小柄・やせ型)
- 喫煙
- 過度の飲酒
- 偏った食生活
- 運動不足 など
骨粗しょう症の原因となる病気
- 生活習慣病
- 関節リウマチなどの自己免疫疾患
- 甲状腺機能亢進症 など
骨粗しょう症になると、つまずいて手をついたり、尻もちをつくなど軽い衝撃で骨折を起こしたり、中にはくしゃみをしただけでも、骨折する場合があります。痛みを伴えば骨折に気付きますが、痛みを伴わず「いつのまにか骨折」している場合もあり、検診を受ける事は非常に大切です。
骨粗しょう症の治療目的は、骨折を予防する事で、内服や注射で治療を行います。一度骨折を起こしてしまうと、骨折の連鎖を起こしてしまい、寝たきりの原因にもなってしまいます。症状がないからといって治療を中断してしまわずに、元気な骨で健康寿命を伸ばし、イキイキとした人生を送りましょう。