PDCA サイクル
- 2025.04.29
PDCAは、Plan Do Check Action の頭文字から取ったもので、このサイクルを回すことにより目標達成率が上がるというものです。
PDCAには賛否両論があるようですが、少なくとも私は何十年も前から日常生活の中で自ずとこの PDCA サイクルを回してきました。その最たる状況は「試験」です。
中学受験に始まり、大学受験そして医学部での数々の試験、医師国家試験、専門医・認定医試験、果ては SAKE DIPLOMA 試験に至るまで、PDCA サイクルを正しく回すことが合格を勝ち取ることに繋がるということを実感してきました。
医師のほぼ100%は開業時に全く経営の知識がありません。経営のことを学ぶ機会がないまま経営者になるわけです。開業後も決して誰かが経営のことを教えてくれるわけではありませんので、自身で学んでいくしかありません。
無計画の成り行き経営者ではいけません(Plan)。計画を立ててもそれを早く実行できない経営者ではいけません(Do)。実行してもそれを突き詰めて検証できない経営者ではいけません(Check)。そして直ちに改善するための行動力がない経営者であってはいけません(Action)。
今月も明日の一診療日のみとなりました。私は今年になってから成り行き経営を卒業し、徹底的に PDCA サイクルを回すことにしました。ではなぜそれを今までしてこなかったのか?
それは、私が経営者として未熟であったということもありますが、新体制になり私がそれに注力できる環境が整ったということです。1月から3ヶ月連続で目標を達成しましたが、4月もすでに目標を達成しました。PDCA サイクルを正しく回すことができれば、失敗というものは存在しません。
私にとってブログは「自らが生きた証」と述べています。ことあるごとに自らのブログを読み返すのですが、2ヶ月前に「雪国にて(2025.02.24)」を書いた時の「自信」が正しかったことを証明したのは今の自分です。「自信」を現実にしたということは「人としての成長」です。そしてそれを支えてくれたスタッフには「ありがとう。そしてこれからもよろしく」