下りエスカレーター
- 2025.08.11
経営とは下りエスカレーターを逆走しているようなものである。今の立ち位置が変わらないのは弛まず歩み続けているからであって、現状維持でいいやと歩みを止めてしまうと下がってしまう、つまり衰退が待っているのである。経営を人生と置き換えることもできよう。
経営者にとって経営とは命懸けのものである。世間一般のクリニック経営者に対するイメージと私の日常とはとてつもなく大きく乖離をしているだろう。だからといって、世の人たちにそれを理解してもらいたいとは微塵も思わない。自らの価値とは、自らの目標を達成したかどうかそれに尽きるのである。経営者なのだから当然のことである。
10/5に日本ソムリエ協会の SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL 試験があるが、その後はその試験勉強の時間を経営について考える時間に充てていく。「もっと自分たちにできることはないのか?」「その実現のために自分は何を用意し今何をすべきなのか?」「実行した結果何が足らなかったのか?何を改善すべきか?」「さらにやってみてどうなのか?」自分のタイムスケジュールの中に「精神合宿の時間」のように思い切り集中して経営を考える時間を設置し、PDCAサイクルをより強く回していく。
これが当たり前のようにできる人間が勝てる人間なのである。まだまだ自分は甘い、まだまだ自分は弱い、それをしっかりと自認し石垣を積み上げるが如く確実に成長していくのである。