長良川鵜飼

  • 2025.08.03

 昨日土曜日の外来終了後、JAK阻害薬関連の研究会に参加するため岐阜へ行ってまいりました。その後、会参加メンバーと共に長良川の鵜飼へ・・・

長良川からみた岐阜城

 奈良の正倉院に納められている文書の中で、702年(大宝2年)の戸籍にはすでに長良川の鵜飼に関する記述が載っており、1300年以上の歴史があるわけです。今回初めてそれを鑑賞するという貴重な機会をいただきました。

 長良川鵜飼には6件の鵜匠家があり、6名の鵜匠が活躍されています。鵜匠家に生まれた男性しか就けない「世襲」で1家に1名のみ(北斗神拳の一子相伝みたいですね・・・)、宮内庁直轄の国家公務員になります。

「狩り下り」での並走

 生まれながらにして自らの運命が決まっている方々が、使命感で日本の文化伝統を守り続けておられる姿には、尊敬という言葉しか見当たりません。

 「責任感」は「二流」、「使命感」は「一流」、しかもその使命感の水準を自らより高く設定し、それに向かって日々全力を尽くす、ひたすら「点」を打ちまくる、それが「超一流」に近づくための唯一の手段でしょう。「connecting the dots.」と言われますが、点は打ちまくったら自然と繋がるんですよ。点と点が繋がらないのは、繋がるだけの点を打っていないだけ。

 今できない奴、そして毎日できない奴、つまり毎日全力で生きることができない奴には絶対に成し遂げられないのです。私はそうやって常に自分に言い聞かせています。もし思い切りやってもできなかったら諦めつくでしょう。人はいつ死ぬか分からない。後悔したくないのなら今を毎日を思い切り生きろ!