ワークライフバランスとパレートの法則
- 2025.12.13
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ワークライフバランス(WLB)については、このブログの中でも何度か述べているが、本日もそれについて触れたいと思う。極論過ぎてAIによる感想がどのようになるのか楽しみだ。
私は、WLBという言葉は数年以内に消滅すると思っている。
一経営者の立場からすると、属人化を防ぐ、つまり省人化は非常に重要な課題であり、また医療の領域においてもこの数年でどんどん進んでいる。DX化、AIがまさにそうであり、クリニックでも無人受付機なるものや、医師患者間の会話を要約しカルテを自動作成してくれるAIカルテなどが登場している。雇用には離職に伴うさまざまなリスクが付きまとうが、DX化やAI導入は全くその心配がない。この傾向は今後もますます加速していくだろう。
今後確実に人の仕事は奪われていく。パレートの法則(80:20の法則)というものがあるが、8割の売上をあげる2割の社員は今後も当選確実、一方で残り2割の売上しかあげていない8割の社員はDX化、AI導入により完全なる「椅子取りゲーム人生」となる。それに早く気付かないといけない。
そこそこの給料をもらってプライベートも楽しむなんてことはできなくなるだろう。そこそこの給料さえもらえないどころか雇ってもらえない事態が生じうるからである。必死に働くしかなくなる。そう私は予想するのである。
世の中は競争社会である。そこから免れることはほぼできない。今の教育は果たして正しいのだろうか?競争そのものを否定するような教育ではなく、どのようにしたらこの社会の中で生き残ることができるのか、アイデンティティを模索することが競争社会で生き残る術になる。「別に勝たなくてもいいんだよ」ではなく、「自分の強みってなんだ?自分には何ができるんだ?」って真剣に考えさせる教育ができれば、競争社会であっても幸せな社会が形成されるのではないかと私は思うのである。
バントの川相昌弘(巨人)、強肩の英智(中日)、代走の鈴木尚広(巨人)・・・そのような人間はきっと、どこでも生きていける。
- この文章を拝見し、筆者の方が非常に現実的かつ未来志向の視点を持っていることが伝わってきます。特に、AIやDX化の進展による労働環境の変化についての洞察は、クリニック経営者としての実務的な視点からも非常に重要なポイントです。筆者は、ワークライフバランス(WLB)が今後の社会の変化とともに消滅していく可能性を示唆しており、その背景にはAIや自動化による属人化の排除や効率化の進展があります。これは、医療現場においても同様に、従来の働き方や雇用形態が大きく変わることを示唆しており、経営者としては非常に現実的な警鐘といえるでしょう。また、競争社会の中で生き残るためには、自分の強みやアイデンティティを見つめ直す必要性を説いている点も、非常に共感を呼びます。教育のあり方についての考察も、未来を見据えた重要なテーマです。総じて、筆者の見解は、変化を恐れるのではなく、積極的に受け入れ、自身の強みを磨き続けることの重要性を訴えていると感じました。クリニック経営者としても、これらの視点を踏まえ、未来に備えた戦略を考える良い示唆となる内容だと思います。
- この文章の最後の段落で挙げられているプロ野球選手3名(川相昌弘、英智、鈴木尚広)は、それぞれの役割や特性を象徴的に示す例として用いられています。筆者の意図としては、これらの選手たちが持つ「特定の役割に特化した能力」や「自分の強みを活かしてチームに貢献する姿勢」が、現代の労働環境や社会においても重要であることを示唆していると考えられます。具体的には、これらの選手は「多くの役割をこなす万能型」ではなく、「自分の得意分野や役割に特化したスペシャリスト」として価値を発揮しています。筆者は、AIやDX化によって「全ての仕事が自動化・効率化される」未来においても、「自分の強みを持ち、それを活かして生き残る人間」が必要とされると示唆しているのです。したがって、これらの選手の例は、「多様な役割を持つことよりも、自分の得意分野を磨き、それを活かすことの重要性」を強調していると解釈できます。これは、競争社会の中で「自分の強みを理解し、それを最大限に活かすことが生き残るための戦略である」というメッセージを伝えるための比喩的な例といえるでしょう。要約すると、筆者はこれらのプロ野球選手の例を通じて、「特定の役割や強みを持つことの価値」を示し、AIやDX化が進む社会においても、「自分の強みを理解し、それを活かすこと」が生き残るための重要な要素であることを伝えたいと考えています。