第5回 日本リウマチ看護学会学術集会

  • 2024.06.24

 昨日の日曜日は、第5回日本リウマチ看護学会学術集会参加のため、名古屋へ行ってきました。

 「多職種リウマチ王決定戦」というセッションに我々の施設が招待されたため、スタッフ4人を引き連れての学会です。

 出場施設は全国の中から我々を含め5施設で、クイズ形式で得点を争いました。

 結果は残念ながら、4位という中途半端なものに・・・

 会終了後は、結果を含めモヤモヤを引きずりながら、一人で立ち呑み・・・

 皆さん、「大吟醸酒」「本醸造酒」「純米酒」などの名称を一度は耳にされたことありますよね。これらは、「特定名称酒」と言われるもので8種類存在(大吟醸・吟醸・特別本醸造・本醸造・純米大吟醸・純米吟醸・特別純米・純米)します。突然ですが、上の写真のお酒は、この8種類の中のどれに該当するでしょうか?

 正解は、「いずれにも該当せず」です。その理由は、特定名称酒の条件の一つに、「使用する醸造用玄米は3等以上」というものがあります。醸造用玄米は、特上・特等・1等・2等・3等・規格外の6つに分類されます。ラベルに「等外」とあるように、規格外のものを使用しているため、特定名称酒を名乗ることができないのです。

 等級の基準にも色々ありまして、整粒歩合(形状が整った米粒の割合)に関していうと、特上は90%以上・特等は80%以上、1等は70%以上、2等は60%以上、3等は45%以上、規格外は45%未満となっています。

 ここで私が何を言いたいのか?・・・・・それは、お酒も人もラベル(肩書)や見た目だけで判断してはいけないということです。粒が揃っていなくても、香りや味わいに大きな影響はありません。

 それが本物であるかどうかを判断するためには、深い洞察力が必要です。残念ながら、それができる人は極少数派ですが・・・お酒を呑みながら、しんみり振り返った一日でした。