レールを敷く

  • 2024.06.18

 何かを成し遂げるために必要なことが2つある。

 1つは、目標を高く設定することである。目標設定が高くないと、実際に到達できる点は、多くの場合設定した目標以上に高くならないからである。

 しかし、単に目標設定が高ければよいというものではない。「優勝を目指す」とか「100点を目指す」と口にするのは簡単だが、それに近づくには、目標から逆算してそこに至るまでの正しい筋道を緻密に立てることができるかどうかが重要であり、成功のためには目標設定そのもの以上に重要な工程である。

 SAKE DIPLOMA合格を公言し、自らプレッシャーをかけているが、それを達成できた時、成功に至るまでの正しい筋道をしっかり立てることができたという証明になる。

 このような成功体験を数多く持つことで、仮にその目標が変わったとしても、目標までのレールを正しく敷く能力が向上し、結果的に目標を達成できる確率も上がる。また、目標そのものをより高く設定することができるようになるのである。

 リウマチ専門クリニックとして1000名の関節リウマチ患者数を目指すと以前のブログで書いた。それは、現在260名余りの状況からは非常に高い目標であり、そして時間のかかるものである。

 この試験勉強は真剣勝負であるし、絶対に合格を勝ち取らなければならない。これは決して趣味の範疇のものではない。その合格が、自らの人生で最も高い目標設定を叶える大きな自信に繋がるのだから。