インスタ 2026.03.15

  • 2026.03.15

💜💜リウマチ科みやもとです💜💜

お薬手帳を見れば、患者さんが飲まれているお薬の内容が分かります。しかし、お薬手帳から分かることはそれだけではありません。

お薬の内容の時系列を通じて、主治医の思考過程まで分かってしまいます。処方内容に明確な意図が感じられる場合と、そうでない場合があるのです。

先日、他院でリウマチ専門医による治療を受けている方を診察する機会がありました。メトトレキサートを含めた従来型合成抗リウマチ薬はしっかりと投与されておりましたが、プレドニゾロン(ステロイドの一種)5mg/日が数年以上にわたり全く減量されずに投与されておりました。

関節腫脹は残存しており、関節エコー(ご本人は関節エコーを受けたことは今までなかったとのことです)でも中等度以上の関節滑膜炎を複数個所に認めました。すでに骨びらんのある部分に接して滑膜炎が存在しており、このままではさらに関節破壊が進行すると予想されました。

本来であれば、生物学的製剤(BIO)やJAK阻害薬導入を提案し、疾患活動性を抑えた上で、グルココルチコイド(GC:ステロイド)の漸減(ゆっくり減量すること)そして最終的には中止を目指さなければいけません。

この方の場合特にBIOやJAK阻害薬を導入できない理由(合併症や金銭面など)がないにも関わらず、治療選択肢として提案されたこともないとのことでした。

リウマチ専門医であればGCを漫然と投与してはいけないことは誰でも理解しているはずです。にも関わらずGCが数年にわたり漫然と投与されている理由として、主治医はBIOやJAK阻害薬の使用経験に乏しい可能性が考えられます。

今までも何度も繰り返していますが、GCを漫然と投与されている関節リウマチの方は、主治医にその理由を確認してみましょう!!

【 You Tube 】https://youtube.com/channel/UCR6bGw5uX5e7QGH5TnxBZLA?si=rqQiLxItvn3RudVK

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