インスタ 2026.04.29
- 2026.04.29
💖💖リウマチ科みやもとです💖💖
本日は水曜日、水曜日のテーマは「診察の一コマ」です。
「もう少し様子をみましょうか」「このまま様子をみたいです」
どの医療機関でも、日常診療の中で、医師そして患者さんがしばしば使っている言葉です。
良い意味と悪い意味の両方を包含したものですが、悪い意味の代表が「単なる先延ばし」です。これは、「決断」しきれない「優柔不断」を指します。
明らかに関節リウマチ(RA)の状態が悪くなっているにも関わらず、治療強化がなされずに湿布やロキソニンなどの対症療法のみで経過をみてしまうケースがそれに該当します。
「単なる先延ばし」「優柔不断」の何がいけないのでしょうか?
痛みがガマンできる範囲内だからこのままでいいじゃないか?そのように思われる方が多いかもしれません。しかし、RAは適切に治療がなされないと「関節が壊れていく」疾患です。単に関節の痛みが出るだけの疾患ではありません。
「単なる先延ばし」「優柔不断」の間にも、本人の気づかないうちに、関節が壊れていきます。人は、緩やかな変化には気づかないものです。
「単なる先延ばし」「優柔不断」による10年後・20年後の自らの姿をAIで生成し、医師と患者さんが共有できる時代がくれば、私の今日の文章は「古文」となるでしょう。