東海関節エコー研究会(SUMIREの会)で発表しました。

  • 2024.10.05

 本日、土曜日の外来診療終了後、名古屋で開催された「東海関節エコー研究会(SUMIREの会)」で発表して参りました。「SUMIREの会」は、2024.03.24のブログでも書きましたね。症例発表3例は、私の症例を含めいずれも血清反応陰性(RF陰性・抗CCP抗体陰性)であり、診断そのものが容易ではないものでした。

 私の演題名だけ「ぶっ飛んで」います(ちなみに燃えているのは両側のアキレス腱)が、普通のタイトルつけても意味ないですからね。発表って他人に評価してもらうためにあるわけです。評価してもらうためには、まず人に視聴してもらう必要がある、そのためには人の気を惹くタイトルでなければなりません。単に奇を衒っているのではなく論理的戦略です。2024.07.28:「休みの日に考えること(その2)」に登場する、さいとう整形外科リウマチ科の斉藤究先生からは、的確な助言とイジリをいただきました。

 会終了後には、全体写真撮影。その後、懇親会に移動しましたが、私と岐阜県総合医療センターの岡田英之先生は帰りの新幹線があるので、乾杯だけして15分で退会・・・もっと色々ディスカッションしたかったですね・・・

 久しぶりに研究会に参加すると、いつの間にか思考が経営のみに支配されている自分に気付きました。「医学」と「経営」・・・両者をバランスよく考えることができればいいのですが、今は経営重視ですね。

 開業して2年半・・・一般的にホップ・ステップ・ジャンプなんて言いますが、私はまだスタート地点にも立っていないです。ただ、性格診断「建築家」の私に不可能はないと思っています。なぜならば、人に降りかかる難題というものは、それに取り組む姿勢と頭の使い方でほとんどのものはクリアできると、私は愚直に信じ込んでいるからです。苦労なんてものは「人の特権」ですよ。