「患者さんの幸せのために」: 「モチベーション」
- 2024.11.09
今回も本日の朝礼でスタッフに話した内容を載せましょう。
「モチベーション」という言葉は、いつ頃から使われるようになったのでしょうか?私の記憶では、おそらく私が中高生の頃、つまり20年前ぐらいからではないでしょうか?
「仕事のモチベーションが上がらない」という言葉は、社会人なら誰もが一度は使ったことがあるでしょう。「待遇が良くない」とか「仕事量が多くてキツイ」とか、その理由は様々だと思います。
世の中には「モチベーションは人から与えられるもの」だと解釈している人が多いように感じます。しかし、私の考えは異なります。それは、
「モチベーションは自らの心の中にしかない」
そのように考えています。モチベーションが上がらない理由が、待遇が良くないとか仕事量が多いとかいうものであれば、より良い待遇の職場、より仕事量の少ない職場を選べばいいだけなのです。その職場を選んで契約書にサインしているのは、紛れもなくその人自身なのですから、モチベーションを他に求めることは違うのではないかと感じます。
私は「患者さんの幸せのために」と言い続けています。「患者さんの幸せ」を「自分の幸せ」と感じることができないのであれば、当院のスタッフとして居続けることは難しいでしょう。モチベーションの答えは、スタッフ一人一人の心の中にあります。その確認作業を、「患者さんの幸せのためにシート」を通してこれからしばらく続けていく予定です。