「患者さんの幸せのために」: 「心構え」

  • 2024.11.07

 最近のブログでは朝礼で「話した」内容を載せておりますが、本日は明日朝礼で「話す予定」の内容を載せちゃいましょう。まさかのフライング投稿です。

 当院のスタッフには、関節リウマチ患者さんがいます。当院のホームページを開くと当院正面にある「リウマチ科みやもと」の看板の写真が出てきます。「院長の情熱(クリニックについて)」から「看板への想い」へ進むと、そこに私が患者さんをスタッフとして迎え入れた理由が書いてあります。

 そこには「蝶番」という書き方をしました。しかし、私の真意は「蝶番」ではなく、スタッフでありながらも「凛とした患者であり続けてほしい」というものです。スタッフ側に寄るのではなく、一患者としてクリニックを見張ってほしいということなのです。

 私は「患者さんの幸せのために」と言い続けています。スタッフには、関節リウマチ患者さんが常に院内にいると思って行動してほしいのです。そうすれば、背筋が伸び、自ずと私語はなくなります。自分が何をすべきか考えられるようになります。

 患者さんが当院に来たくなるクリニックになるためには、そのような自浄作用が不可欠です。厳しさのすべては「患者さんの幸せのため」にあります。プロフェッショナルであればその意味を十分理解できるはずです。