給与・・・経営者にとっての「喜び」「幸せ」とは
- 2025.03.20
年1回の定期的な昇給を設定している会社をよく見かけるが、私からすると「ありえない」と感じる。
その理由として、第一に、将来の営業利益の持続的な上昇が保証されていないにも関わらず、人件費が自動的に上がっていくことなど考えられない。経営者自らの首を絞める行為に等しい。
そして第二に、定期的な昇給を保証されているスタッフに、会社のために一生懸命頑張ろうというマインドが備わるだろうか?もちろんそのような気持ちが育つわけがない。怠惰であっても給与は保証されると考えるスタッフが増えれば、労働生産性は下がるし組織は内部から腐食する。
スタッフが一生懸命仕事を頑張ったとしても、営業利益が上がらなければ給与を上げることはできないし、ましてやスタッフが頑張ってもいないのに給与を上げる理由などどこにもない。
経営者の喜びの一つは、スタッフが一生懸命に仕事を頑張り、その結果営業利益が上がり、それに対しての労いとして給与を上げることである。スタッフが「一生懸命頑張る」かつ「成果が出る」この二つを満たしてこその給与アップなのである。
「苦しい中よく頑張って成果を出してくれた。ありがとう。今度から給与アップだよ。これからもよろしく」これが経営者としての喜びなのである。経営者にとっての「喜び」「幸せ」とは(2025.03.01)でも書いたが、開業3年経とうとするこの時期になってやっとそれを感じることができるようになった。
給与がむしろ下がることも何度かあったにも関わらず、未熟な経営者を信じ傍でずっと支えてくれたスタッフには感謝しかない。私がこれから成すべきことは、医業利益をしっかりと上げ、スタッフの給与を上げていくことである。
私の「喜び」「幸せ」の一つは、今いるスタッフの存在価値を見出す世界一の人間となり、そしてどの経営者が考える報酬限界をも大きく超える報酬を与えることである。