「試験」と「経営」

  • 2025.03.18

 今年10月に SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL 試験が実施される。一次試験は筆記試験、二次試験はテイスティングと論述試験で構成され、すべて英語である。私は先日から試験勉強を開始した。ソムリエ協会の英語の教材を読みながら、「multiple parallel fermentation(並行複式発酵)」などの専門用語を頭に叩き込む。

 SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL は、日本国内・海外合計して、まだ371名しか資格を持っていない。その中に医師がいるであろうか?もしいなければ、その資格を持つ最初の人間になってみたいと思う。そう思うと、試験勉強をするテンションはなおさら上がるのである。

 私は試験というものが大好きである。自己評価ではなく、点数という極めてシンプルな物差しで客観的に自らを評価する良い機会であるからである。自己評価と異なり言い訳はできない(自己評価ってなんぞや?:2025.03.15)。合格か不合格しかないし、90点と70点では90点の方が優れているのである。

 達成か非達成しかない経営との共通点が大好きなのだろう。私にとって試験とは、より強固な経営を実現するための筋トレのようなものである。筋トレを怠っては、強固な経営など実現しない。

 試験と経営との共通点は上記のようなものであるが、決定的な違いは「命を取られる可能性があるかどうか」である。「経営は命」である。試験に不合格であっても命を取られることはないが、経営において非達成であった場合、誤ってクレバスに落ち命を取られてしまう恐れがある。私は試験というものは、命を取られないようにするための鍛錬の一つであると考えている。

 レールを敷く(2024.06.18)でも書いたが、達成の積み重ねが自信となり、より大きな困難に立ち向かう血肉となるのである。この時のブログにはリウマチ患者数260名余りと書いているが、現在340名余り・・・着実に1000名への階段を昇っているようである。