階段・・・自らつくり、のぼれ
- 2025.03.30
伝説の『15』・・・私のこの「決断」により当院の大改革は断行された。
受付スタッフの全員退職という事態への「早指し」に迫られた私は、ナースに受付業務を兼任させるという指し手を選択した。裸同然の「王将」を守る二つの駒・・・「飛車」と「角」は見事に「龍王」「龍馬」となり、獅子奮迅の活躍で「王将」を守り切った。
新体制により、私は組織マネジメントにエネルギーを割く必要がほぼなくなり、経営者としてなすべきことに注力できるようになった。
関節リウマチ診療において関節エコーは必要不可欠なモダリティであるが、エコー機器は年々進化している。数年後に買い替える必要性も出てくるだろう。また、COVID-19のようなパンデミックが再度起きた場合であっても、「王将」を死守してくれたスタッフを十分守れるだけの資金が必要である。
私は経営者として医療利益をしっかり出していかなければならない。今年7-8月時点で目標とする医療利益から必要な売上を算出し、そこから逆算して当月に目標とする売上を設定する。そしてさらに、一日毎の売上目標を設定しスタッフ全員に周知する。一日の終業後には、スタッフ全員とその額を照らし合わせて確認する。新体制となってからこの作業を徹底して行っている。
「給与は与えられるものではなく自ら生み出すもの」
このマインドを徹底してスタッフに植え込む作業をしているのである。全国のクリニックでこのようなことをしているところは極少数であろう。しかし、私はこの作業によりスタッフに緊張感が生まれ、組織の「ぬるま湯」文化の醸成を防ぐというマネジメントにも繋がり、結果的に労働生産性が向上し組織環境を良好に保つことができると考えている。
一月も二月も設定目標をクリアし、今月も明日の一診療日を残してすでに設定目標はクリアした。しかし、クリアした目標にすでに興味はない。来月の目標も設定済である。
「曖昧な思考からは曖昧な結果しか生まれない」
私は自ら設定した目標は必ず達成する人間である。仮に一度で達成できなかったとしても立ち上がればよい。徹底的に自らの頭を使って達成するまでチャレンジすればよい。