今年下半期の組織づくり
- 2025.07.12
P/Lという面では今年の上半期は6ヶ月オールクリアという結果であった。労働生産性が極めて低い組織から労働生産性が極めて高い組織に一気に変貌した。その点で組織改革に成功したと言える。一方で、現在のスタッフ3名に過度の負担がかかっていることも事実である。
今年の下半期に私がやるべきことは、3人が働きやすい環境づくりをすることである。「お金を使って環境を整えお金を増やす」これが私に求められる仕事である。3人を組織の核として、どのように組織を大きく強くするか?
一つは、「AI電話」の導入である。ブログで何度か取り上げた通り、8/27稼働に向けて打ち合わせ進行中である。ちなみに、滋賀県の医療機関では当院が初めての導入である。電話の常識を覆す、一方向性のベクトルを180度逆転させるということである。これにより、受付業務の軽減、来院されている患者への対応専念、ひいては少数精鋭の組織が生き残ることに繋がると確信している。
もう一つは、「派遣ナース」の導入である。採血などのルーティン業務を完全に派遣ナースに任せてしまい、当院のナースには「リウマチ看護」というより高尚なステージでの業務に専念してもらう。
本日の朝礼では、数年後の当院のビジョンについてもスタッフに語ったが、ニーズに応えられる組織をしっかり作り上げれば、我々は自ずと選ばれるクリニックになる。選ばれないとするならばそれは誰の責任でもなく、そのための準備をしていない経営者である私の責任だ。数年後の当院通院患者数が、私の通信簿であるはずだ。自らの限界を設定しなければ、以前から宣言している「リウマチ患者数1000名」という目標も、きっとただの3合目程度の通過点でしかないのであろう。