7/27講演会(医療従事者向け)
- 2023.07.20
木曜日は近江八幡での外勤ですので、近江八幡勤務後在来線で米原まで出た後、特急『しらさぎ』に乗って福井に向かいます。スケジュールはタイトですが、久しぶりの県外での対面式講演であり楽しみにしています。
さて、講演内容ですが、昨年11月の『メトジェクト皮下注』の発売開始に伴い、メトトレキサート(MTX)の使い方について改めて考え直そうというものです。RAと診断されれば、禁忌事項や年齢・腎機能・肺合併症等を考慮して最初に投与を検討する薬剤がMTXであるため、生物学的製剤やJAK阻害薬も重要ですが、リウマチ専門医はまずMTXの使い方を熟知する必要があります。
当院では『メトジェクト皮下注』を現在12例使用しています。その導入理由として最も多いのは、MTX内服後の嘔気軽減効果を狙ったものですが、MTX内服による肝障害を軽減する目的であったり、MTX内服以上の効果を目的としたものであったり様々です。
『メトジェクト皮下注』の使用経験はもちろん、MTXによる重篤な副作用も交えてお話させていただきます。