• 2025.07.01

 波は自分の器以上のものもそして器以下のものも訪れない。

 自分が今生きているということは、自分の器以上の波が訪れたことのない証である。自らが飲み込まれるような大きな波があればすでに命を失っている。

 また、以前のブログで、大波を乗り越えてそれを振り返った時に、しょうもないほどの小波と感じるだろうと書いた。波の大きさとは相対的なものである。波を乗り越えれば自らが成長する。自らが成長し大きくなれば、波は小さく見える。一度乗り越えたサイズの波が仮に再度やってきたとしても、それは小波どころか「凪」に見えるわけだから波として認識されない。

 つまり、自分の器以上そして器以下の波は決して訪れることはない。だから、真剣にそれに立ち向かえば乗り越えられない波など一つもない。

「チャンスはピンチという仮面を被ってやって来る」