インスタ 2026.04.13
- 2026.04.13
💚💚リウマチ科みやもとです💚💚
本日は合併症のお話をしましょう。
関節リウマチ(RA)の治療は、メトトレキサート(MTX)や生物学的製剤、JAK阻害薬などの免疫抑制剤が主体となります。
したがって、感染症には常日頃から特に留意しなければなりません。感染症の中で最も頻度が高いのは呼吸器感染症であり、発熱、咳嗽(がいそう:せきのことです)があった場合には、MTX、生物学的製剤、JAK阻害薬は一時的に中止し、必ず主治医に連絡するようにしましょう。
胆嚢炎(たんのうえん)、憩室炎(けいしつえん)、虫垂炎(ちゅうすいえん)といったお腹の感染症では、発熱、腹痛をきたします。また、腎盂腎炎(じんうじんえん)は尿の感染症で、発熱、腰痛をきたします。蜂窩織炎(ほうかしきえん)では、皮膚が赤く腫れあがります。
感染症は、時に命に関わることもあります。高齢になると重症化の率は上がりますので、RA診療における高齢者に対する長期処方はオススメしません。
「今まで感染症にかかったことがないから、これからも大丈夫!!」という患者さんの根拠のない自信を目の当たりにすることが時々あります。感染症に対する認識の甘さが、いざ感染症に罹った時の初動を遅らせます。
私は「その発言、一番あぶないですよ!!」と伝えるのです。