インスタ 2026.04.20
- 2026.04.20
💞💞リウマチ科みやもとです💞💞
本日は月曜日、月曜日のテーマは特に決まっておりませんが、「尿検査」を取り上げることとしましょう。
関節リウマチ(RA)で通院中の方は、きちんと定期的に尿検査を受けていますか?尿検査の目的は大きく4つあります。
一つ目は、薬剤の副作用のチェックです。特にブシラミン(リマチル®)では、膜性腎症からネフローゼ症候群といって尿から大量の蛋白(タンパク)を失う病態を合併することがあります。
二つ目は、RAの合併症としてのアミロイドーシスのチェックです。RA治療コントロールが不良の際に生じることが多く、アミロイド蛋白が腎臓に沈着することで生じます。
三つ目は、全身性エリテマトーデス(SLE)などの他の膠原病の合併のチェックです。RA+SLEというパターンも時々あります。
四つ目は、IgA腎症などの腎疾患のチェックです。当院通院中の方でも、尿潜血が持続し腎臓内科へ紹介の上、腎生検施行の結果、IgA腎症の診断に至った方は何人もおられます。IgA腎症のタイプによっては徐々に腎機能が低下することがあります。腎機能が低下するとメトトレキサート等の抗リウマチ薬の使用に制限が生じるため、早期発見が重要です。
整形外科に通院中のRA患者さんでは多くの場合尿検査は施行されていないと思いますが、そのような場合でも必ず健診での尿検査結果を確認するようにしましょう。