インスタ 2026.05.05
- 2026.05.05
💙💙リウマチ科みやもとです💙💙
本日は火曜日、火曜日のテーマは「関節リウマチ(RA)以外の疾患」です。
本日はRAとの鑑別が比較的困難な疾患である「リウマチ性多発筋痛症(PMR)」を取り上げましょう。
PMRだけにみられる症状や検査値異常がないため、RAや乾癬性関節炎、血管炎、時に感染性心内膜炎や腸腰筋膿瘍などの感染症をPMRと誤診されてしまうケースがあります。
PMRでは、①高齢(多くは65歳以上)、②急性発症(しばしば、前日までは問題なかったが、翌日朝起きた時に痛みがというように発症日を特定できるぐらい)、③片方ではなく両肩の痛みや可動域制限、この3つが必須と考えてよいでしょう。
腰回りから両側の大腿(だいたい;ふともものこと)の痛みにより、しばしば椅子からの立ち上がりが困難となります。また、発熱や体重減少、抑うつ気分を伴うことがあります。血液検査ではほぼ例外なく、炎症反応(CRP)が上昇します。
PMRは比較的頻度の高い疾患ですが、先ほど述べた通り典型的な一部のケースを除いて診断は難しく、経過をみていく中でいろいろな症状が遅れて揃ってくる場合には、診断が変わることもあります。
診断って皆さんが思っているほど簡単なものではないのですよ~