インスタ 2026.07.12
- 2026.07.12
💜💜リウマチ科みやもとです💜💜
本日は薬価のお話をしましょう。
生物学的製剤(BIO)やJAK阻害薬は、高額な薬剤です。しかし、数年前と比較すると確実に薬価が下がっているのは事実ですし、特にBIOに関してはバイオシミラーが登場し先行品の約6~7割の薬価となっています。
それでもなお「手が出せない」という方がおられるでしょう。私は薬価を調整することはできません。ただし、情報提供はできます。多くの患者さんを診てきて感じることを伝えます。この情報をどう解釈するかは皆さん次第です。私は強制するつもりは毛頭ありません。
関節炎が持続していても「痛みはあまりないしBIOは高いからこのまま様子をみたい」という方はおられます。しかし、多くの方はどこかのタイミングで関節炎がさらに悪化し、結果的にBIOを導入します。
ここで私が言いたいことはなにか?
BIOは高額でも多くの方(もちろん全員ではありません)が結果的にBIOを導入できたということです。
つまり、この本質は、金額ではなく「退路を断つ決断」の問題であるということです。
たしかにBIOは高額ですが関節リウマチを良くする力は非常に強いです。その導入により関節炎が良くなる可能性は高いですし、しっかり関節炎を抑えることができれば投与間隔を検討することも可能です。結果的に患者さんの金銭面の負担軽減につながります。
関節炎を長引かせてしまうと、「治療機会の窓」が閉まってしまい、結果的にD2T-RAと言われるような治療コントロールが難しい状態を引き起こすことになりかねません。
何度も言いますが、私は自分の考えを押し付けるつもりはありません。今まで多くの患者さん診てきた事実を話しています。「決断」するのは私ではありません。