V字ターン
- 2025.04.06
本日午前中は、数ヶ月前に立てた私独自の経営予想と決算書と比較しながら、ずっとにらめっこです。どこに乖離があるのか一つずつ検証します。
限界利益率は昨年とほぼ変わらず83%で推移しておりますが、やはり固定費が上がっていますね。その結果、医業利益は予想より下がるということです。諸々の値上げの影響はやむを得ません。一方で、保険診療では他業種と異なり価格転嫁をできるわけでありませんので辛いところです。軌道修正のためには頭を使っていくしかありません。
さて、上記のにらめっこが終わった後は、経営 YouTube で勉強です。本日の内容から私が経験者として猛烈に賛同した内容を紹介しましょう。
Q. 経営危機に直面した時に、V字ターンする「伸びる経営者」「優れた経営者」の共通項とは?
A. 経営危機に陥る時は必ず生産性の悪いものがある。多くの人は「無駄なもの」に気付かない。
それを自分の中で「要らないもの」として切れる人、スパッと「決断できる人」
固定費を一旦抑えるという「決断ができる人」がやっぱり回復していきます。
多くの人は危機に陥った時に、「売上を上げよう」って売上のことしか考えていない。こういう人はどんどんドツボにハマっていく。
今まで私は、「決断」とは「断つことを決めること」と言い続けてきました。世の中には未練や愛着があって切れない人が多いと思います。切るということは一般的に冷徹非情と思われがちですが、経営者がそれをできなければ、命である自らの事業を失うことになります。場合によっては自らの命をも失うことになります。
私にとって切ることに迷いはありません。その切った断面を見れば、万人がそれを認めることでしょう。