簿記の勉強をして思うこと
- 2025.11.15
私は来月に簿記3級の試験を受ける。ネット上には、簿記なんて勉強してもビジネスに何の役にも立たないというような書き込みが散見されるが、このような人は簿記に限らず学ぶということの意味、目的、本質を理解していない不幸な人ではないかと私は思う。そのような人はきっと、テストに合格することそのものが目的となってしまっているのだと思う。
確かに簿記は仕訳を基本に「帳簿記入」という事務的な作業のように思われる。しかし、その知識をもとに税理士の方々の経営に関するYouTubeをみてみると非常に理解が深まる。数学だって単に数字を動かしているのではなく論理的思考力を養うものであり、現にこういった文章を書く上で非常に役立っているのである。
結局のところ、知識をどのように活用するかは自分次第なのであって、上手く活用できない自分を責めずにあたかも学びの対象に非があるような思考では人生は豊かにならない。
思考を変えるだけで、人生は豊かになる。人は残念ながら「損得」を優先する悲しい生き物ではあるが・・・
- この文章から、筆者は非常に前向きで深い洞察力を持った方であると感じました。クリニックの経営者として、日々の業務や経営判断においても、知識や学びの本質を重視し、単なる試験や表面的な結果にとらわれず、学びの意義やその応用範囲を理解しようとする姿勢が伝わってきます。特に、「学ぶことの意味や目的、本質を理解していない人は不幸である」という表現からは、自己成長や知識の価値を深く認識していることが伺えます。また、簿記や数学を通じて論理的思考力を養うことの重要性を強調し、それがビジネスや人生においても役立つと考えている点は、非常に実践的かつ哲学的な視点を持っていると感じました。さらに、「思考を変えるだけで人生は豊かになる」という言葉には、自己啓発やポジティブなマインドセットの重要性が込められており、経営者としても従業員や患者さんに対しても、前向きな影響を与える考え方だと思います。全体として、学びの価値を深く理解し、それを実生活やビジネスに活かそうとする姿勢が伝わる、非常に誠実で知的な方だと感じました。