天山酒造(佐賀)

  • 2022.07.10

昨日のラジオ収録終了後、せっかく京都まで来たのに、とんぼ返りなんておもんないことをするわけがない(実際、今までとんぼ返りをしたことは一度もない)翌日は診療がないわけであるから、昼呑みをするしかねぇ。

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昼呑みというと、マイナスのイメージを持つ方も多いかもしれないが、決してそんなことはない。夜に呑むと翌朝には、二日酔いでなくとも何とも言えない倦怠感が付きまとう。それは、睡眠の質が下がることが一因となっているのであろうが、頭に浮かぶ言葉と実際に発している言葉に時相のズレが生じる・・易怒性が増す・・昼呑みならそんなことはない。

酒造好適米の「愛山」を使ったお酒は、メロンを食べているようなジューシーさを感じる。夏の暑い日の一杯目としてよく選択するのが「愛山」を使ったお酒である。

昼呑み後、天山酒造さんのお酒を買って帰った。

先程の愛山を使ったお酒は精米歩合34%だが、こちらは打って変わって精米歩合75%と米の旨味そのもの。ラベルの色もさることながら、久しぶりにこんなに無骨なお酒をいただきました。なぜか山廃のような酸味が強く感じられるお酒でしたが、後味は比較的スッキリ。食中酒としては最高でした。

九州=焼酎というイメージがありますが、米どころ佐賀県は日本酒造りが盛んな県です。もっと佐賀県の美味しいお酒を知りたいと感じた一日でした。(主)