インスタ 2026.02.26
- 2026.02.26
💙💙リウマチ科みやもとです💙💙
本日はJAK阻害薬の副作用についてお話しましょう。
特に発現率が高く留意すべき副作用は帯状疱疹を含めた感染症ですが、血液検査上しばしば認めるものとしては、CK(クレアチンキナーゼ:CPKとも呼びます)上昇やコレステロールの上昇が挙げられます。
CKは筋肉に含まれる酵素の一つで、筋肉に何らかのダメージが生じると血中に漏れ出てくるため値が上がります。通常200前後が基準値になりますが、例えば山登りをした後や筋トレの後には数千まで一時的に上昇することがあります。
JAK阻害薬使用中には、500~700台まで上昇することがあります。その機序ははっきりと分かっていませんが、基本的には何か対処する必要はなく経過観察のみです。
ここが一番の注意点ですが、CKが上昇するとASTやLDHも上昇します。CKが定期的に測定されていない場合には、肝臓の障害と誤認されることがありますので、JAK阻害薬投与中の方はCKが測定されているのかどうか確認してみましょう。
また、コレステロールが高くなることがあります。これはIL-6阻害薬であるアクテムラ®やケブザラ®と同様です。スタチンを使用することで多くの場合、コレステロールの値を下げることができます。
JAK阻害薬投与中の人は、血液検査の項目にCKやLDLコレステロール、HDLコレステロールが含まれているのか確認してみましょう!!
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