インスタ 2026.02.27
- 2026.02.27
💚💚リウマチ科みやもとです💚💚
本日は治療方針についてのお話をしましょう。
関節リウマチ(RA)に限らず、治療方針は学会のガイドライン等を参照しながら決定します。もちろん、ガイドラインは絶対的なものではありません。エビデンスとして確立されていない部分もあります。しかし、それから大きく逸脱することは戒めなければなりません。
かつ、患者さん一人一人の合併症や希望・想いなどを踏まえた上で、我々リウマチ専門医は治療選択肢を提示しなければなりません。
一例を挙げましょう。70代の方でメトトレキサート(MTX)が副作用のため使用できず、他の従来型合成抗リウマチ薬で治療されていました。数ヶ月前より関節炎が増悪し、治療強化が必要と判断しました。
次の治療選択肢としては、生物学的製剤(BIO)やJAK阻害薬の併用が挙げられます。MTX非併用ですので、BIOの中ではTNF阻害薬よりもIL-6阻害薬(アクテムラ®、ケブザラ®)が優先されます。また、JAK阻害薬は長期の安全性という面において、まだ不明な点があります。
患者さんは、「自分の運転で夫と一緒に遠くまで花見に行きたい」という想いを持っておられました。桜が咲くまであと1ヶ月余り。私は、この方が最も大事にしたいものを実現せねばと判断し、速効性が期待できるJAK阻害薬を提案しました。
それでも決めきれない感じでおられましたが、「花見に行けましたという言葉を〇〇さんからボクは聞きたいと思っています」と説明し処方を開始しました。
この判断の結末は未来にしか分かりません。しかし、私は必ず実現すると信じています。
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【2026年1月より毎週土曜日診療後に無料相談会(完全予約制)を行います。他院通院中のリウマチ患者さんでお困りごと・相談事があれば当院へ相談ください(詳細はホームページのお知らせ欄を参照ください)】