リウマチだより

  • 2025.11.28

 約1年ぶりのリウマチだより発刊です。湖北医療圏・湖東医療圏の病院・クリニック200ヶ所以上に郵送しております。 共通版リウマチだよりVol.14ダウンロード ...

「不戦敗」

  • 2025.11.27

他人:「そんな前例は見たことも聞いたこともないですよ」 あなた:「そっかぁ、じゃあ止めとこうかな」 私:「じゃあ、私がその最初の人間になってみせましょう。楽しみですね。見ててください。」  私は新規に何か物事を始める時に、「自分にできないことはない。自分は絶対できるんだ。絶対に成し遂げる」と何度も何度もマインドセットを繰り返してからスタート地点に立ちます。  自分を信じ切ることができない人に物事を達成できますか?勝負の前から勝敗がついてしまっていますよ。しかも、それは「...

未来を創る

  • 2025.11.27

 覚悟を決めるのは他人ではない。自分だ。自ら決断し腹を切るということだ。腹を括る以上のものだ。覚悟が決まると人は死に物狂いになれる。  しかし、ほとんどの人は覚悟を決めることができない。決断できない。  どんな小さな山であってもいい。どんな小さな波であってもいい。人の目の前に現れる山や波の大きさは人それぞれである。大事なことはそれを乗り越えようと立ち向かうことだ。乗り越えるか逃げるか、それは自らの人生の大きな分岐点である。しかし、逃げ癖のある人は、その分岐点でマイナスのベクトルを自...

田中角栄の言葉

  • 2025.11.26

「時間をかけて育てた根は決して裏切らない。君が今見えない場所で積み重ねている努力は、必ず最後に最大の花を咲かせる。そしてその花は、誰よりも強く、誰よりも美しく、誰よりも長く咲き続ける。世間が評価しなくても、君自身が自分の価値を信じろ。いつか必ず君の時が来る。その時君はこの『遅れ』に感謝するだろう。なぜならその時間があったからこそ、君は誰にも真似できない強さと深さを手に入れたんだから。心から君たちの未来を信じている。」 この田中角栄の言葉を引用した意図は、クリニックの経営者として...

苦難とは

  • 2025.11.26

 人はどのような時に最も成長するだろうか?それは「苦難に直面した時」である。  ただし、苦難に直面したからといって全員が成長できるわけではない。苦難から逃げずにそれに真正面から向き合い、何とか突破口を見出そうと頭をフル回転させて考え抜ける人だけが成長を手に入れることができる。  だから私は「苦難が大好物」である。その苦難に対する自らの向き合い方一つで、今の自分より成長した自分に出会えるからである。  他人の「無理」「無謀」「冷笑」「頭がどうかしてる」こんな反応は気にならない。...

タイムマシーン

  • 2025.11.26

「課長以下は二次元、部長は三次元、経営者は四次元空間に生きている。」  私は以前のブログ「二次元、三次元、四次元(2025.10.30)」でこのように書いた。  経営者は視座が高いというだけでなく、未来から現在を見る。誰も見ていない未来を描き、そこから逆算して現在自分が在るべき姿、成すべきことを決める。  また、困難や壁にぶつかった時には、過去に戻り「原点」を見つめなおす。そして、今まで乗り越えてきた数々の苦難を思い起こし、正のエネルギーにして現在目の前に立ちはだかるものに向...

浴衣とカッターシャツ

  • 2025.11.23

 温泉に浸かっても常に頭は考え続けている。リラックスしているようでも筋トーヌスを感じる。弛緩という言葉を排斥しているかのように・・・  自分の周りには浴衣を着ている人しかいない。午後9時半にホテルのロビーでカッターシャツを着て、B/S・P/Lを眺めているのは私一人である。  私は別にこのような生き方が辛いとは全く思わない。経営者という選択肢を選んだのは紛れもなく自分なのだから。  社会一般にとって非常識な光景は、私にとって当たり前の光景であり、また経営者だけの特権であるとも思...

無形の価値

  • 2025.11.21

 人の価値判断は、基本的に有形のものを対象としている。車、時計、バッグ・・・これらを買う時の自分を想像してみればよい。そのため、無形のものを前にした時、人の価値判断は途端に麻痺に陥る。  経営者にとって、有形とは現実であり、無形とは未来である。有形は目に見えるが、無形は目に見えない。経営者の能力とは、「無形を有形にする力」である。  人は目に見えないものに対して、不安や恐れ、躊躇いといった心理を抱く。それは、麻痺に陥った価値判断によるものである。そのため、ほとんどの人は、無形を手に...

習慣化の意味

  • 2025.11.20

 「滋賀県でも東京と同じレベルのリウマチ診療を提供する!!」  これは「院長の宣言」として院内に掲示しているものである。私は「自分の未だ見ぬ自らの能力を100%発揮できた時に社会がどのように変わるのだろう?」と常に考えながら生きている。つまり、それが私の生きがいである。私は現在48歳であるが、中学2年の漢文の授業で習った論語の『五十而知天命』とはこういうことなのかと感じる。  物事は一朝一夕で成し遂げられるものではない。現在目に見えない遥か遠くにある大きな目標は10年20年かけて初...

「自走する組織」を築き上げるために

  • 2025.11.19

「滋賀県でも東京と同じレベルのリウマチ診療を提供する!!」  「これは『院長の宣言』として院内に掲げている私の言葉である。未だにリウマチ専門医でない医師による治療を受けているリウマチ患者さんがいる。その中にはグルココルチコイド(ステロイド)が漫然と投与されている人もいれば、メトトレキサートの使用が中途半端であったり不適切に使用されている人もいる。また、生物学的製剤やJAK阻害薬の恩恵を受けられていない人もいる。様々な治療選択肢があるにも関わらず、適切な治療を施されていないリウマチ患者さん...