公言＝自責

　今月も残すところ３診療日となりました。今月も目標達成確実です。今年の上半期は６ヶ月オール達成となります。

　一方で、私の頭の中はP/L思考で満たされているわけではありません。B/S思考、つまり何のために経営しているのか？その原理原則から導かれる長期ビジョンは何なのか？それに基づいて今自分が成すべきことは何なのか？ということを常に考えています。

　そして、これは私だけが考えていればいいというものではありません。スタッフ全員が常に当院の精神として持っていなければならないものです。かつ、他力で強制的に植え付けられるものではなく、自発的・能動的なものでなければなりません。

　スタッフにはまだ話していませんが、下半期に向けて、自分が当院でどのような役割を果たしたいのか？そのために自分がどう働くべきか？を考えてもらい、それをクリニックの待合室に掲示しようと考えています。スタッフだけはでなく通院されている患者さんにも見ていただくのです。

　公言するということは責任を伴うということです。他責の人間は組織を腐らせます。公言することにより自責の意識が強くなり、それが自らの行動・働き方に反映され、結果的に組織を強くします。

　明日の朝礼での、憂鬱そうなスタッフの表情が目に浮かびますが、経営者はそれに快感を覚えます。