損得勘定
- 2024.07.02
この場で是非読者の皆さんに聞いてみたいことがある。日常生活の中で損得勘定をする機会がどれぐらいあるだろうかと・・・
経営者である以上、その感覚を有しておくことは大事であるかもしれない。ただ、頭の中が損得勘定のみで支配されてしまった場合、「何のために経営するのか」という本来の目的を見失い、お金が目的を達成するための手段ではなく、最終目的となってしまう。
前段落の「経営者」を「人」に、「経営する」を「生きる」に置き換えてほしい。その時、読者の皆さんは何を感じるだろうか?
私は損得勘定ばかりする人に興味がない。人間的魅力を感じないからである。そのような人たちと関わっても時間の無駄とさえ思っている。
一方で、仮に若くても、自分の生きる道をしっかり持った人とは、関わりを持ちたいと思っている。それは、自らに大きな勇気や力を与えてくれるからである。
私に近寄ってくる人のほとんどが、どちらであるかは言うまでもない。