「先生は敢えて茨の道を選択されましたね」
- 2024.09.25
このタイトルは、ある方から私への言葉である。開業してから何度耳にしたことであろう・・・
これにはいくつかの意が包含されるが、各論についてはここでは敢えて述べない。
スポーツを例にとってみよう。野球にしてもサッカーにても、最終的に相手より多くの点数を取った方が勝ちである。そのためには、攻撃力を強化して得点力を上げ、そして守備力を強化して失点を減らすことが重要である。攻撃力と守備力をともにしっかりと強化できたチームが、「勝てるチーム」に近づくわけである。
「集団心理」(2024.09.22)でも書いたが、「決断」とは「断つ」ということを「決める」ことである。仮に、攻撃力の強化を「断つ」あるいは守備力の強化を「断つ」と「決めた」時、そのチームが「勝てるチーム」になれる可能性はいかほどであろうか?
守備力の強化を「断つ」と「決めた」のであれば、残された道は一つしかない。徹底的に攻撃力を磨き続け、それを極めるしかない。点を取られても取り返す。圧倒的な攻撃力で失点を凌駕するしかないのである。
そこには、不退転の覚悟が備わる・・・