人の心を満たしてくれるもの
- 2024.11.04
経営者は日々決断の連続です。自らの指示が正しいのかどうかは、それが実行されないと判断できません。また、私が指示した内容をスタッフが実行しても、それが正しく私にフィードバックされなければ、私自身の指示が正しいのかどうか判断ができません。
私とスタッフとのこの「キャッチボール」が正確かつスピーディーに行われることにより、私はこまめに自らの判断を修正し、より正しい判断に近づけることができるのです。この関係性を相互が十分に理解すること、それがクリニックの発展に必要不可欠であると私は考えています。
最初に出した指示が正しいということはほぼありません。私は自分が出した指示に修正箇所があるのであれば、あるいは完全に誤っているものであれば、できるだけ速やかに修正あるいは撤回したいと思っています。
少し前置きが長くなりました。私の仕事は体力仕事ではありませんが、診療そのもの以外の部分にも常に頭をフル回転させないといけないため、毎日帰宅時にはグッタリしています。普段は6連勤(月・火・水・金・土:自院、木:外勤)、1休の生活サイクルのため、日曜日は専ら自らの体力・気力の回復の時間です。しかし、今日は祝日で天気も良かったので、車で1時間余り、箱館山へ行ってきました。
ワインレッドからゴールドグレーに変化した「コキア」です。落ち着いた色合いで今日の私の心境にはちょうど良かったかもしれません。
花の力はすごいですね。決して人間に気に入られたいと思って咲いているわけではありませんが、色々な色で人の心に入り込んでくるのですから。
季節外れの風鈴ですが、やはり癒されますね。
どんな状況でもクリニックのことが頭から離れることはありません。経営者とはそういうものでしょう。しかし、今日一日は戦闘モードの自分から少し解放された気がしました。