朝のルーティン

  • 2022.06.22

外来診療開始前、その日一日の予約一覧表を眺めながら、スタッフが患者さんにどのように関わってもらうのが良いのかを考え、そしてそれをスタッフに伝えるようにしている。特に病状の不安定な方や新規に治療を開始した方に対しては、重点的な関わりを持つよう意識している。

これは決してトップダウンではなく、「気づき」の機会を与えるための「方向づけ」である。そうすることにより、頭の中でぼんやりとしていたものが明確となり、自身のケアを再確認できるのではないかと思う。

総大将の仕事とはそのようなものではないか。このルーティンをこれからもずっと大事にしていきたい。(主)