雪国にて
- 2025.02.24
半年ぶりに1泊の旅行です。暖炉の傍で地元の酒造さんの日本酒三種飲み比べ(御厚意により四種)、非常に小さな酒造さんのため一般には流通していないお酒です。せっかく遠方に来ているのですから、全国的に有名な銘柄のお酒ではなく、このような地元でしか飲めないお酒をいただくのが私の楽しみです。ちなみに、今月は体調が優れなかったため、家呑み量は平均して0.5合/日でしたが、3週間の自然治癒力発動により完全復活です。

振り返ればこの半年間は私にとって特別な闘いでした。コアな読者の皆さんは、「孤高の境地、ついに覚醒(2024.08.21)」が、私にとっての「分水嶺」であったことはすでにご存じでしょう。私はその後の数々の難しい局面を、私の持てる全ての力を結集し乗り越えました。指しきったのです。その結果、クリニックは自浄作用を取り戻し、全く新しいステージに進むことができました。
これからは、半年間の激闘のため経営者として注力できなかった部分に、全身全霊をかけて臨むことができます。今まで不明瞭であった部分がクリアになったのです。半年後から1年後の目標設定から逆算し、今の自分が何をすべきか、2-3ヶ月後に到達すべき点はどこか、明確に線を引くことができました。
ちなみに、この作業は私の人生でずっとやってきた作業です。数々の試験はこの作業によって乗り越えてきたものですから。明確に線を引くことができた時に、その結果が不合格になった記憶はありません。それだけ、自分自身が生きていく上での、自信となる作業なのです。もちろん、経過中思い通りにいかないことや、不測の事態が生じることは多々あります。しかし、それに対して正しく軌道修正する力があるからこそ、結果がついてくるのです。これは過信ではありません。自分にとっては普通にそう断言できるものです。
経営者は結果が全てです。「達成」か「非達成」しかありません。承認欲求を持っている経営者は未熟であり、単なる自分に対する甘えです。私の目には今年1年間のクリニックの未来がはっきり見えます。明確に引いた線に従って日々努力し、細かく正しく軌道修正を行えば、目標を達成できないわけがありません。自信とはそういうものです。

