「お金が好きすぎるひと」

  • 2025.02.23

 「新体制プレゼンテーション(2025.02.19)」の中で、「当院に要らない人」の一つに「お金が好きすぎる人」を挙げましたが、本日はその深掘りです。

 お金が生活していく上で必要不可欠かつ大事なものであることは論を俟たない。一方で、「お金が好きすぎる」人は、確実に組織を蝕み崩壊させる。

 「お金が好きすぎる人」は、物事を「損得勘定」で判断する。しかも、その評価基準は「組織にとって」ではなく「自分にとって」である。そのような人は、自己中心的に物事を判断するため、「組織のために働く」という仕事をする上で必要な根本的概念が欠落しているのである。また、目先の利益ばかり追う傾向があり、そこに仕事をする上で最も重要な「大義」「理念」というものが存在しない。

 当院の理念は、「専門医・認定医として、より質の高いリウマチ膠原病・骨粗鬆症診療を提供します」である。

 また、当院の就業規則の前文には、「この規則はリウマチ科みやもととその職員が相互協力して病院の秩序を維持し円滑な運営を期すとともに、地域住民の医療要求にこたえ、第一線医療機関としての役割を十分発揮できるようにするためのものであり、リウマチ科みやもとと職員はその義務を遂行することによりこの目的を達成しなければならない。」と謳われている。

 「お金が好きすぎる人」には、当院理念と就業規則前文の真意を理解できないであろうから、当院にそのようなスタッフは不要ということになる。

 当院が何のために存在するのか?当院が何をすべきか?そしてその一員として自分が何をすべきか?これを日々考えられるスタッフと共に当院は力強く前進していきます。