インスタ 2026.03.31

  • 2026.03.31

💙💙リウマチ科みやもとです💙💙

本日は、メトトレキサート(MTX)投与中の肝障害についてお話しましょう。

まず、MTXをはじめとした免疫抑制剤投与前には、必ずHBs抗原・HBs抗体・HBc抗体を測定する必要があります。これにより、B型肝炎ウイルス(HBV)に現在感染していないこと、また過去にHBVに感染したことがないことを確認します。

いずれも陰性であった場合には、薬剤性を否定する必要があります。サプリメントの摂取やMTX以外にも肝障害を起こしやすい薬剤がないのかどうかを確認します。もしこれらがないのであれば、MTXによる肝障害の可能性は相対的に高くなります。

MTXによる肝障害は用量依存性、つまりMTXの投与量が多くなればなるほど発現率は上がりますので、肝障害を認める際にはMTXを減量すれば肝障害は改善する可能性が高くなります。

肝障害が高度の場合にはMTXを一旦中止し、葉酸製剤であるフォリアミンを連日内服する、または活性型葉酸製剤であるロイコボリンを使用することもあります。

皆さん、肝臓の値にも常に留意するようにしましょう。

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