岐阜の地酒
- 2022.09.04
というわけで・・学会中も私のガソリンは日本酒なのである。ここでしか言えないが、学会の昼休憩の際にも会場を飛び出し、スーツ姿で昼呑みセットを頼んでしまった。もちろん、岐阜入りの前には入念なお店リサーチ済みなのである。
25種類以上の地酒が揃っている。ガラス越しに個性的な瓶たちが私を手招きしているではないか?瓶たちの客引きの声まで聞こえる。感性を研ぎ澄ませばこんな能力まで身に付くのか?はたまた異国の地で精神科送りか?
岐阜には多くのにごり酒がある。普通、にごりは初春限定なのだが、通年で販売されている。こんなににごりが作られている地域は他にあるのだろうか?グラスの中で香りを籠らせてからいただくと、米糠の香りがするもの、アルザスのリースリングのような香りがするもの、ヨーグルトのようなものなどさまざまであり、実に面白いなと感じた。
その後は、「無濾過生原酒」のフレッシュさで、停滞台風による湿気た身と心をサッパリさせた後、「純米」で米の旨味を十分堪能し、やはりトリは「山廃」「生酛」である。
気付けば、結局二日間で三回もこのお店を訪れ、20種類以上のお酒を堪能していた・・・ガソリン満タン入りました~(主)