インスタ 2026.04.08
- 2026.04.08
💚💚リウマチ科みやもとです💚💚
毎週水曜日は、「診察での一コマ」をテーマに取り上げましょう。
「先生、前の炎症止めください。あれ、よう効いたんですよ。最近よく関節が腫れて痛むんです。」
患者さんからこのような要望が出ることが時々あります。ここで言う「炎症止め」とは、「グルココルチコイド(GC)」、いわゆる「ステロイド」のことです。
ほとんどの関節リウマチ(RA)患者さんは、GCのことを「よく効く痛み止め」と捉えています。しかし、GCは単なる痛み止めではありません。
今までも繰り返しお話している通り、漫然と投与することでの数多くの副作用は明らかですし、痛みや腫れは抑えられても、関節破壊の進行を抑えることはできません。
GCに頼ってしまうと、痛みはあまりないのに気が付けば関節が変形しているという事態に陥ります。
今回の患者さんからの要望に対して、リウマチ専門医はどう対応するのでしょうか?
「ちゃんとしたリウマチ専門医」であれば、まず抗リウマチ薬の増量や追加をきちんと行い、それらの効果が発現するまでの期間限定で必要最小量のGCを併用せざるをえないかどうか考えます。
一方、「リウマチ専門でない医師」や「イケてないリウマチ専門医」は抗リウマチ薬の増量や追加をせずに、患者さんに言われた通りGCを処方します。
あなたが診てもらっている医師は、どちらですか?