インスタ 2026.07.29
- 2026.07.30
💞💞リウマチ科みやもとです💞💞
本日は、「痛み止めのちょっとマニアックな話」です。
NSAID(エヌ・セイド)と言われる痛み止めには、ロキソプロフェン(ロキソニン®)やセレコキシブ(セレコックス®)、ジクロフェナク(ボルタレン®)などの薬剤が含まれます。
NSAIDを長期にわたり漫然と毎日内服している方は意外と多いのではないでしょうか?
ちなみに、私はNSAIDを漫然と処方することは決してありません。
NSAIDの副作用として、「胃・十二指腸潰瘍」や「腎障害」はご存じの方も多いでしょう。
ここからがマニアックな話ですが、NSAIDは「浮腫(ふしゅ)」つまりむくみの原因となることがあります。NSAIDには体内にナトリウムや水をため込む作用があるからです。その結果、「高血圧」を引き起こし、すでに降圧剤を内服している方の場合、血圧のコントロールが不良となることもあります。
「浮腫」の原因には、心臓・肝臓・腎臓以外にも、このような「薬剤性」が隠れていることもあります。
「痛みあまりないけれども、痛みが出たらこわいから痛み止め飲んでいます」
こういった発言を時々診察室で聞くことがありますが、皆さんNSAIDはあくまで対症療法です。痛みが軽度であれば内服する必要はありませんし、痛みがあって使用する場合でもその使い方に注意しましょう!!