湖北医師会学術講演会

　本日は木曜日ですので、近江八幡での外勤でしたが、勤務を早く切り上げて、湖北医師会で講演を致しました。

　関節リウマチ（RA）が専門でない開業医の先生方への講演ですので、マニアックな話は一切せず日常診療で陥りやすい「ピットフォール」を中心にお話させていただきました。

　RA診断の難しさ、CRPだけでRAの活動性を判断してはいけないこと、もはやグルココルチコイド（ステロイド）や痛み止め（NSAIDs）を漫然と投与する時代ではないこと、関節エコーの有用性などについて1時間講演致しました。

　私の開業の目的の一つは、今までも度々言っていることですが、「田舎でも都会（東京）と遜色のないレベルの関節リウマチ診療を提供すること」です。言うは易く行うは難し・・・当たり前のことを当たり前に行う。日々反省しながら、その積み重ねです。私はそれに惹かれる人間のみを求めます。