インスタ 2026.03.05
- 2026.03.05
💓💓リウマチ科みやもとです💓💓
本日はリウマチ患者さんからの質問に対しての私の回答を載せましょう。
Q. 関節リウマチの症状が安定した時点で減薬や休薬はありえるのでしょうか?
「関節リウマチ(RA)の症状が安定した時点」をどのように定義するかですが、ここでは「臨床的寛解」としておきましょう。臨床的寛解達成後における抗リウマチ薬の減量や休薬に関して、現時点でははっきりとしたエビデンスはありません。
メトトレキサート(MTX)を使用されている方で内服後の嘔気や倦怠感が気になるようであれば、慎重にMTX減量を検討してもよいでしょう。
また、生物学的製剤であれば投与間隔延長(スペーシング、例:エンブレル®1週間隔→2週間隔へ延長)、JAK阻害薬であれば半量への減量(例:オルミエント®4mg→2mg/日)を考慮してもよいでしょう。
いずれも注意すべき点は、再燃のリスクがあること、再燃時には元通りの投与量や投与間隔に戻しても一部関節炎がコントロールできないケースがあることです。
仮に減量が可能であったとしても、抗リウマチ薬投与の全くない「ドラッグフリー」は現実的には困難です。
「リウマチの薬をやめることができた」という巷の声がありますが、そのほとんどは、①関節リウマチ以外の病気を「リウマチ」と誤認(例えば、リウマチ性多発筋痛症など)している、②抗リウマチ薬以外の薬を「リウマチの薬」と誤認(グルココルチコイド:いわゆるステロイド)していることにあります。
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