インスタ 2026.05.14
- 2026.05.14
💚💚リウマチ科みやもとです💚💚
本日は木曜日、木曜日のテーマは「メトトレキサート(MTX:リウマトレックス®)」です。
当院でのMTX開始用量は原則8mg(4錠)/週で、2週間後には12mg(6錠)/週へ増量します。もちろん、嘔気(おうき;はきけのこと)や全身倦怠感(だるさのこと)、肝障害などの副作用が出れば減量し、その方の忍容性(にんようせい)を見定めます。
MTX12mg(6錠)/週でも効果不十分で副作用がない場合、次のステップとしてどうするか?
ガイドライン上は、生物学的製剤やJAK阻害薬の導入になりますが、ここに立ちはだかるのが「お金の問題」です。いずれも高額だからです。
代替案としては、今までも何度か登場のMTX皮下注製剤(メトジェクト)への変更が挙がりますが、注射製剤であることやMTX内服よりも値段が上がるという点があります。
残る選択肢は、他の従来型合成抗リウマチ薬(タクロリムス・イグラチモド・サラゾスルファピリジン・ブシラミンなど)の併用または、MTX14(7錠)~16mg(8錠)/週への増量でしょう。
MTX14(7錠)~16mg(8錠)/週への増量は、どちらかというと消去法的な選択肢になりますが、関節炎が予想以上に改善するケース(もちろん個人差があります)もあります。あとは、処方医にMTXをきちんと使いこなす能力があるのかどうかですね。