インスタ 2026.05.13
- 2026.05.13
本日は水曜日、水曜日のテーマは「診察室の一コマ」です。
突然ですが読者の皆さんに伺います。患者として病院やクリニックを受診し診察室へ入る際に皆さんを呼び入れるのは誰ですか?
その答えのほとんどは、「看護師」もしくは「診療補助」でしょう。
当院では、医師である私です。
それには明確な理由があります。椅子からの立ち上がりスピード、歩き方、表情や眉間の皺、付き添い者の有無(普段付き添い者がいないにも関わらず付き添い者がいる場合には高確率で状態の悪化)、化粧の有無(普段化粧してくる方が化粧していない場合には間違いなく状態が悪い)など、そこに多くの情報が含まれているからです。数秒の中で、自らの五感をフルに働かしインプットするのです。
リウマチ性多発筋痛症に対するグルココルチコイド(いわゆるステロイド)開始後や、関節リウマチに対するJAK阻害薬開始後のように速効性が期待される場合には、自ら描いたイメージを実際の患者さんの姿で診察室に入るまでに答え合わせをします。
診察は診察室に入る前から始まっているのです。