インスタ 2026.08.09
- 2026.08.09
💜💜リウマチ科みやもとです💜💜
関節リウマチ(RA)患者さんから時々いただく質問の一つに、「最終的に薬ってやめられますか?」というものがあります。
RAは抗リウマチ薬を駆使することにより、日常生活に支障をきたすような関節痛がなくなり関節破壊の進行が抑えられた「寛解(かんかい)」を目指すことはできても、病気そのものが完治するわけではありませんので、抗リウマチ薬を中止するとどこかのタイミングで再燃することがほとんどです。
「知り合いで、リウマチの薬やめられたっていう人がいるんです」
このようなコメントも多くいただきます。
我々リウマチ専門医は、「その方は、本当にRAなのか?」というところから判断する必要があります。なぜなら、強皮症やシェーグレン病などのRA以外の膠原病やリウマチ性多発筋痛症をRAと思い込んでいる方がたくさんおられるからです。特に、リウマチ性多発筋痛症の方のほとんどは自身の病気を「リウマチ」と表現されます。
仮にRAの診断が正しかったとしても、抗リウマチ薬を中止できるのはごく一部のケースに限られます。抗リウマチ薬を中止した後も自覚症状が軽微なために再燃していることに気づかず、徐々に関節破壊が進行することもあります。
玉石混淆の情報を鵜呑みにすることは危険です。「正しく学ぶこと」この姿勢が非常に大事だと思います。