備前甕仕込

  • 2024.11.14

 この時期は、各酒造会社さんからダイレクトメールで日本酒の案内がたくさん届きます。  自営業ですから旅行に行くことはなかなかできませんが、こういった各地方からの日本酒やそれに付随したセットメニューを注文して、自宅で旅行に行った気分を味わっています。  今回は、山形県の小嶋総本店さんから、米沢牛のすき焼き・串焼きセットを頼んでみました。  今回の日本酒である「東光 安土桃山」は、昔ながらの生酛(きもと)づくりです。生酛づくりというだけでは決して珍しくないのですが、「備前焼の甕」...

「患者さんの幸せのために」: 「実践」

  • 2024.11.14

 本日も昨日の朝礼の内容を投稿です。  「患者さんの幸せのためにシート」を各スタッフに書いてもらい、それに対する質問を私が投げかけ、再度それに対する自分の考えを書いてもらう・・・そのような作業を今まで繰り返してきました。  問いかけは私ですが、そこに記載された内容は各スタッフの心の中にあるものです。私の心の中にあるものではありません。  このシートに書かれた内容には嘘はないはずです。しかし、それを患者さんのために実践してこそ初めて患者さんを幸せにすることができます。言葉に責任...

プロフェッショナリズム(2) 野村語録より

  • 2024.11.13

野村語録・・主よりスタッフへのメッセージ(2022.10.09)より ・「現状に満足」したとたん、成長は止まる。 ・チームは「仲良し集団」になってはいけない。弱いチームはそうなりがち。 ・ヌルマ湯に入ると、いつまでも出たくない。 ・中途半端な安定を手に入れている選手ほど、変わることを怖がるものである。 ・進歩とは変わることである。 ・義務感、責任感でやるのはニセモノ。使命感を持ってやるのがホンモノ。 ...

プロフェッショナリズム

  • 2024.11.12

 今までも同じようなタイトルで何度かお話をさせていただいたことがあります。 いつやってくるか分からないもの そして見えないものに対して 事前にどれだけ準備をしてきたか? 「チャンスを掴み取るために(2024.10.27)」の中で、「チャンスを引き寄せる力」の大切さについてお話ししました。 「補欠ではモチベーションが上がらないのでレギュラーにしてください」  選手からのこんな声を聞いて、選手をレギュラーにする監督がいるでしょうか?そんなことをしていては、レギュ...

「患者さんの幸せのために」: 「拘り」

  • 2024.11.11

 今回も本日の朝礼の内容を投稿しましょう。  私が開業する数年前から続けていることがあります。それは、患者さんを診察室に呼び入れる際に、自ら診察室の扉を開けるということです。最近では、ボタン一つで診察の順番がきたことを電光掲示板に知らせるシステムを採用している病院が増えています。私の診察についている診療補助者がいないがために、仕方なく始めたことがきっかけなのですが、私は今でも自ら扉を開けるようにしています。  自ら扉を開けるようになって気付いたことがあります。ある人を呼び入れようと...

須須許里(すすこり)

  • 2024.11.10

 今回のタイトルですが、まず誰にも意味が分からないに違いありません。この日本酒のラベルがタイトルです。このお酒は、昨日の研究会に参加してくれた岐阜市民病院の藤岡圭先生から個人的に手土産としていただいたものです。  H9 BY(酒造年度であるBrewery Yearの略です。7/1~翌年6/30までの期間を指します)ですので、25年以上の熟成期間。隧道(トンネル)で貯蔵されていたものです。  さて、「須須許里(すすこり)」ですが、「古事記」に出てきます。「応神天皇の御世に来朝...

関ヶ原の戦い ~400年を経て~

  • 2024.11.10

 昨日土曜日の診療終了後、岐阜で開催された研究会に出席致しました。  岐阜県と滋賀県のリウマチケア看護師の交流を目的として、コロナ流行前から年1回開催している会です。東軍(岐阜県)総大将は佐藤正夫先生、西軍(滋賀県)総大将は私が担っており、毎回勝敗が決しないというゆる~い設定で毎年戦いが繰り広げられております。  本来今回の会は8/31開催だったのですが、台風の影響で11/9に延期となりました。私は8月の時点で作成した自身のスライドを前日に見てみましたが、全くその時の自分の...

「患者さんの幸せのために」: 「モチベーション」

  • 2024.11.09

 今回も本日の朝礼でスタッフに話した内容を載せましょう。  「モチベーション」という言葉は、いつ頃から使われるようになったのでしょうか?私の記憶では、おそらく私が中高生の頃、つまり20年前ぐらいからではないでしょうか?  「仕事のモチベーションが上がらない」という言葉は、社会人なら誰もが一度は使ったことがあるでしょう。「待遇が良くない」とか「仕事量が多くてキツイ」とか、その理由は様々だと思います。  世の中には「モチベーションは人から与えられるもの」だと解釈している人が多いよ...

「患者さんの幸せのために」: 「心構え」

  • 2024.11.07

 最近のブログでは朝礼で「話した」内容を載せておりますが、本日は明日朝礼で「話す予定」の内容を載せちゃいましょう。まさかのフライング投稿です。  当院のスタッフには、関節リウマチ患者さんがいます。当院のホームページを開くと当院正面にある「リウマチ科みやもと」の看板の写真が出てきます。「院長の情熱(クリニックについて)」から「看板への想い」へ進むと、そこに私が患者さんをスタッフとして迎え入れた理由が書いてあります。  そこには「蝶番」という書き方をしました。しかし、私の真意は「蝶番」...

「患者さんの幸せのために」: 「笑顔」

  • 2024.11.05

 11/2(土)勤務終了後に、「患者さんの幸せのために当院で自分ができることはなにか?具体的に考えてみましょう」と、スタッフ一人一人に40~50分かけて考えてもらい、レポートを提出してもらいました。各スタッフの職業柄や性格・人柄が出ている内容でしたが、その中の一つに「常に笑顔で接する」というものがありました。  これを読んだ時に私はふと思ったことがあります。「常に笑顔で接する」というのは、人を相手にする接客業では非常に大切なことです。新入社員は必ず社内研修で教わる内容でしょう。しかし、医...