お金というもの(続編)

  • 2022.07.26

 美術館や博物館で良い物に触れることにより自らの心が充填される。このインプットが「遊び」という心の余裕を生み、人の心を豊かにするというアウトプットに繋がるのである。(2022.07.24:投稿)  お金は、このインプットとアウトプットを繋ぐ「触媒」である。触媒は、いくらそれを増やそうが、単体では価値のないものであり、そこに生まれるものは何もない。また、それを用いる対象を誤れば、価値のある新しいものは生まれない。  触媒の価値はその量で決まるものではない。触媒とは、それを用いる者の生...

お聴きいただけましたか?

  • 2022.07.25

本日KBS京都ラジオで、院長が関節リウマチについてお話しされました。スタッフ全員、ちゃんと車の中で聴きましたよ(o^^o)「しまった!聞き逃した!」という方は、受付にお声がけくだされば、どこからともなく聴こえてきますので、ご心配なく…(ペンネーム:むぅ) ...

お金というもの

  • 2022.07.24

 私は普段からよくスタッフに「やってみ!」と言っている。当院流に英訳すると、「You やっちゃいなよ!」である。面白いことをやってみる・・・これは仕事をする上で非常に大事なことだと思う。これは決して奇を衒ったものでも、単にSNS等で自己顕示欲を満たそうとするような低俗なものでもない。  正しいお金の使い方は人の心を豊かにする。院長という立場からすれば、スタッフや患者さんがそれに相当するだろう。クリニックの暖簾や風鈴は、診療をする上では正直なところ不要なものである。そのようなところになぜお...

骨粗鬆症学会認定医

  • 2022.07.21

 関節リウマチの方は本邦に70万~100万人いると言われているが、骨粗鬆症の方は約1300万人と言われており、骨粗鬆症は高血圧や糖尿病などと同様に非常にありふれた疾患であると言える。  その患者数から考えても、骨粗鬆症診療は決して整形外科医のみで成り立つものではなく、内科医の果たす役割は大きいものであり、現に一般内科医で骨粗鬆症治療薬を処方されているケースも多い。  しかし、滋賀県の骨粗鬆症学会認定医15名のうち、内科医は私を含め2名しかいない。骨粗鬆症診療に携わっている内科医は多...

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声(芭蕉)

  • 2022.07.20

 受付キャッツアイによって、蝉の声のBGMを勝手に止められた瞬間、私の心に沁み入ったのは風鈴の音であった。  「チリンチリン~~」  普段は風流だと感じる風鈴の音が、これほど切なく悲哀をもって感じられたことは生まれてこの方ない。  哀れかな 我に沁み入る 鐘の声  私はいつからいじられキャラに落ちぶれたのだろう?キャッツアイは私の自尊心まで盗もうとするのか?  まあ、スタッフの素敵な笑顔が毎日見られるなら、それも良しとするか。(主) ...

遅ればせながら・・夏の「風鈴」始めました

  • 2022.07.17

 クリニックで四季折々の風情を演出できないか?これは開院当初からずっと私が考えてきたことである。すでに通院されている患者さんはお気づきだろうが、トイレの入り口にはピンク色の「暖簾」が掛けてある。これは、「京都のれん株式会社」さんで求めたものである。夏には、金魚の絵が入った水色のものをオーダーメイドでと思っていたが、機を逸してしまいズルズルとそのままになっている。  「目」で料亭のような佇まいを感じ取り、「鼻」でクリニック内の木の香りを感じ取るのならば、「耳」で感じ取れるものは「音...

得平道英先生の講演会(本日)

  • 2022.07.14

 本日は、私が座長で、埼玉メディカルセンターの得平道英先生よりMTX-LPDをテーマに講演を賜りました。近江八幡での完全対面式の会でした。  久しぶりの完全対面式のため、高台の座長席から見えるフロアの景色に慣れるのに時間を要してしまいました。  非常にボリュームがありましたが、学会でも聴けない内容を分かりやすくお話いただきました。時間の都合上伺えなかった質問を抱えながら悶々としていた私ですが、帰宅後堪らず得平先生にメールしてしまいました・・そんな私に対しても快く返信をいただきありが...

8/19講演会(医療従事者向け)

  • 2022.07.12

今年の1月末には、私が座長で柳田先生にJAK阻害薬の講演を賜りましたが、今回は立場を入れ替えての講演会です。 前回、柳田先生からは主にD2T-RAに対するJAK阻害薬のポテンシャルにつき講演いただきましたが、私はEORAにおけるJAK阻害薬の立ち位置というテーマで講演致します。 リウマチ診療の環境が異なれば、JAK阻害薬の使用方法も変わってきます。高齢化社会におけるJAK阻害薬の使い方につき、一つの提唱となればと思っています。(主) 13b92d0e3d4d948373425...

「夢の国」からの文への申し添え

  • 2022.07.11

我がスタッフが、「夢の国」から、かのような文を出してくるとは・・まさにホームページの「スタッフへの想い」の『sense』そのものである。スタッフ全員が同じ方向を向いているということが、患者さんによく伝わる内容であると思う。このようなスタッフを持ったことを誇りに思う。 一方で、申し添えておかなければならないこと(あくまで補足という意味であり、かの文を踏みにじるものではない)もある。それは、患者さんは決してお客様ではないということである。医療というのは、我々からの一方通行で成り立つものではな...

「夢の国」から学ぶこと

  • 2022.07.10

お休みをいただいて、東京ディズニーリゾート(以下TDR)へ行ってきました。お馴染みの可愛いキャラクター達に会い、癒され、英気を養うと同時に、キャストの方々の接遇の素晴らしさに、いつも感銘を受けます。多くの人は「夢の国」に癒しを求めるものであり、それに応えるように、キャストの方々のゲストへの対応はピカイチです。TDRを訪れて、嫌な気持ちになった事は一度もありません。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜TDRは、青空を背景にした巨大なステージです。ここでは観るものすべてがショーであり、そこにいらっし...