4/15（土）外来終了後の14時～16時に「リウマチ無料相談会」を行います。「他院に通院中だけれども、主治医の先生にはちょっと聞きにくい・・・」という悩みを相談できる企画です。誤解のないように言っておきますが、決して診察ではありません。あくまで相談です。お気軽に参加いただければと思っています。聞きたい内容を箇条書きにしていただくとありがたいです。 ...

地域の皆さまに支えていただき、おかげさまで開院1周年を迎えることができました。内覧会を兼ねた「健康なんでも相談会」を開催し、皆さまにご好評いただき、無事終了できました。院長はじめスタッフ一同、大変喜んでおります。今後も皆さまの健康のお役に立てるような講演会や相談会など、企画してまいりますので、どうぞお気軽にご参加ください。キャッツアイ セミナーの様子 コーヒー☕️オレンジジュース🥤コーナー ...

　初版（2022年12月）、第2版（2023年2月）に次ぐ第3版の発行です。湖北医師会および彦根医師会所属の病院やクリニックを中心に郵送致しました。 　今回は「関節エコー」がテーマです。ブログでもしばしば登場する「関節エコー」ですが、患者さんの中には「エコーで何が分かるの？」という疑問を持っておられる方がおられるかもしれません。 　リウマチ医にとって「関節エコー」は「聴診器」のような存在で、患者さんに痛みを与えることなく（＝侵襲なく）何度も繰り返し検査が可能です。 　ドクター...

　2022.04.01に開院してから1年が経ちました。この1年を表現しようにも、筆舌に尽くしがたいとは正にこのことでしょう。 　「人間万事塞翁が馬」 　ただ言えることは、一喜一憂することなく真摯に日々の診療に向き合っていれば、きっと阿弥陀如来様や神様が良い方向へ導いてくれるであろうということです。 　出勤日に毎朝欠かさず読んできた手紙（故人との誓い：2022.09.14ブログ）は、本日の私の心にどのように響くのでしょうか。 クリニックの前にある公園の桜が満開です ...

　3/16より、当院の標榜科目は、「リウマチ科」→「リウマチ科・内科」へ変更となりました（当院入り口にある欅の一枚板の看板は変わりませんが・・） 　院長は、リウマチ専門医・リウマチ指導医の資格だけでなく、骨粗鬆症学会認定医や総合内科専門医の資格も持っておりますので、骨粗鬆症・糖尿病・高血圧・脂質異常症（コレステロールが高い人）・甲状腺機能低下症（橋本病）などの患者さんも診察させていただきます。 　是非、お気軽にご相談ください！！ ...

　リウマチでは、お薬を使って「寛解」という状態を目指します。「寛解」となっても、病気そのものがなくなるわけではありませんし、病勢（病気の勢い）も常に一定というわけではありません。指の使い過ぎ・歩き過ぎや精神的ストレスなどが契機となり、痛みが強くなることはしばしばあります。 　関節の痛みが強くなった際、患者さんの多くは、その痛みの原因はリウマチだと思って来院されます。一方、我々リウマチ医は、「その痛みの原因は本当にリウマチなのか？」という目で診察をします。 　痛みの部位に炎症があるの...

　人間関係を構築するには時間が必要です。それは、医師・患者関係でも同様でしょう。 　リウマチ診療の初診時には、症状の経過の確認・全身の身体診察・40ヶ所におよぶ関節の触診・血液検査・尿検査・関節エコー・レントゲン・・・これらを行うためにしばしば30分以上の時間を要しますが、その過程におけるコミュニケーションを通して、その患者さんがどのような人なのかを常に私は探っています。 　患者さんを知るためには時間が必要です。そのため、初診枠はできるだけ時間のゆとりをもって対応するようにしていま...

　今回は、千葉県の先生方との講演会です。コロナ流行後、研究会はほぼすべてWEBとなり、お会いしたことのない先生方とのご縁ができるという利点がある一方、初対面でのディスカッションはいつも緊張します。 　臨床において治療選択肢は決して一つではないので、色々な先生方のお考えを伺えることを楽しみにしております。 ad9e326dce808c3e76a8f2ed0725752cダウンロード ...

　本日は木曜日ですので、近江八幡での外勤でした。明日、スタッフに怒られそうですが、帰り道に彦根のさざなみ酒店さんで日本酒3本購入してしまいました。 　さて、私の日本酒の選び方ですが、有名であるから買うとか無名であるから買わないとか、高いから美味しいだろうとか安いから美味しくないだろうとかいう判断は絶対にしません。エチケットのデザインや字体、使用している酒造好適米、精米歩合、生酛系か速醸系か、Brewery Yearはいつかなど・・・それらをベースに面白そうなお酒かどうかで判断します。 ...

　前回は、リウマチ診療における問診についてお話しました。十分語ろうと思うと長々となってしまいますので、一例として乾癬（かんせん）のみ取り上げました。 　今回はリウマチ診療における身体診察についてお話します。リウマチ診療では、患者さんが痛いと訴える部位だけを診ればよいというものではありません。痛くない部位も含め、関節を一個ずつ触診することが基本です。日常診療で、「痛みのない部位に炎症がある」ということはしばしば経験します。なかなか患者さんには理解してもらえないことなのですが・・・ こ...