漆黒

  • 2022.12.22

 我が国で最も有名な鍾乳洞と言えば、山口県の秋芳洞であろう。私は小学生の時と高校卒業後に行ったことがある。長浜近隣では、関ヶ原にも鍾乳洞があり、数年前に行ったことがある。  鍾乳洞内部は、歩道が整備され、照明も設置されているが故に、何の不安もなく歩くことができるわけであるが、仮に突如その照明が消えたとしたらどうなるだろうか?きっと、とてつもない恐怖感が己を支配するに違いない。  自分の立ち位置が分からないというのは、これに似た恐怖である。先には光が見えている。目指すべき方向も見えて...

看護師さん対象の院内講演をしました。

  • 2022.12.17

 11/26に薬剤師さん対象の院内講演をしましたが、本日は近隣の病院・クリニックの看護師さんを対象とした院内講演を行いました。  看護師さんを育てるのは医師の役目です。そのためには、我々医師が定期的に学びの機会を提供する必要があると思うのです。医師がその重要性に気付いていないと、やる気のある優秀な看護師さんを腐らせてしまう(言い過ぎかもしれませんが・・・)ことになりかねません。  その重責が、常に学び続けなければならないという医師としての姿勢を育てるのです。(主) ...

第32回 日本リウマチ学会関東支部学術集会

  • 2022.12.11

 関東支部学術集会への出席は今回初めてであった。わざわざ六本木まで行こうと思ったのは、「ディベートセッション」や「How-to-Treatセッション」など新しい企画があり、「すごく面白そうだ」と思ったからである。  前者は3つ、後者は4つセッションがあったが、私は全て聴講した。投票で自分の意思を表示でき、また会場の先生方の考えも見えるので、いい試みであったと思うし、これからもさらに発展させてほしいと願うと同時に、他の支部でも同様の企画があればいいのになと感じた2日間であった。  学...

『リウマチだより』は「湖北」から「湖東」へ

  • 2022.12.08

 12/1に初版を発行した我がクリニックの『リウマチだより』ですが、彦根医師会所属の70を超える医科クリニックへも郵送を致しました。  我々の取り組みが牛歩の如きであったとしても、確実に広まればと思っております。2ヶ月に1回の割合で送付予定です。なお、今後は県境を越えて、岐阜の西濃地域や福井の敦賀地域の医科クリニックへの郵送も検討中です。  自分たちがやれることは全てやります。努力はして当たり前、結果が全てです。(主) ...

飾り棚のお色直し

  • 2022.12.07

夏の風鈴から、秋の紅葉、今月からはクリスマスの装いになりました🎄🎁 BGMもクリスマスソングになり、待合室が暖かい雰囲気になっています。 待ち時間を心地よく過ごしていただけるよう、季節感のあるディスプレイをいつもみんなで考えています。 今後もお楽しみに〜♡ (ニックネーム キャッツアイ) ...

ついつい、忘れてまうんです〜

  • 2022.12.06

 主のお茶を淹れて、忘れてしまう原因はどこにあるのかしらぁ〜?つい5分前の事でも忘れてしまうんです… きっと本来の業務に頭が切り替わった瞬間に忘れ去ってしまい、その記憶が戻ってくる事がないためなんだわぁ〜(^^;) しかし本来であれば、朝イチバンに心を整え、診察の合間にほっと一息ついてもらいたいために淹れているのに、それを忘れてしまう事で、主に気を遣わせてしまうどころか、神経を磨り減らせてしまうのであれば、元も子もありません。 どうすれば、淹れた事を忘れずに、淹れ立てのお茶やコーヒーを味わって...

水筒の結末

  • 2022.12.06

 昨日から水筒を持参している。時代が変われば、物の進化も目覚ましい。水筒も例外ではない。  しかし、『過ぎたるは猶及ばざるが如し』である。保温能力が高すぎるのも、いかがなものか?  私は、診療開始前の心を整えるため、水筒のお茶を口に含んだ。その刹那、私の舌の上の味蕾は奇襲攻撃を受けたのである。日本酒の「熱燗」を超える「飛び切り燗」は約55℃であるが、そのお茶の推定温度は90℃・・・  羽柴秀吉と石田三成の有名な逸話に「三献茶」があるが、もしその時に三成がこんなことをやっちまっ...

明日から水筒持参します!

  • 2022.12.04

 スタッフは出勤した後、湯を沸かしお茶を淹れてくれる。一杯目は、ゴボウ茶であることが多い。診療開始前にお茶を飲むことで、自らの心を整えることができる。  しかし、しかしである・・・我がスタッフは、淹れたお茶を休憩室から診察室まで運ぶことをしばしば忘れる。なぜ忘れるのか?私には全く理解できない。我が家ではそのようなことは全くないからである。  さすがに5分前のことを忘れるはずがないと思って、待てど待てどお茶は出てこない。スタッフ同士話し込んでいる様子をみると、お茶のことは忘れ去ってし...

㊗ 『リウマチだより』発行 ㊗

  • 2022.12.01

 11/26に調剤薬局さん向けの院内勉強会を開催しましたが、これから他の薬局さんへも徐々に声かけを行い、定期的に勉強会を開催しようと思っています。  単に薬を渡す・受け取るだけの関係ではなく、患者さんが疾患のことや薬剤のことを気軽に薬剤師さんに相談できる関係が構築されればと願っていますが、そのためには薬剤師さんが関節リウマチという疾患および薬剤に関して、正しい知識を持っているということが必要条件になります。この勉強会は、そのためのお手伝いであり、私の医師としての使命であろうと思うのです。...