自らの目で確かめよう 「有名」≠「実力あり」
- 2024.07.28
1990年代までの関節リウマチ(RA)治療薬に十分なものはなく、関節破壊進行を抑制することはほぼできなかった。その上、多くの患者さんがロキソニン®やグルココルチコイド(ステロイド)を連日内服し、消化性潰瘍や腎障害(ロキソニン®)、感染症・骨粗鬆症・糖尿病・高血圧など(グルココルチコイド)の副作用により、生命予後そのものが良好とは言えなかった。 しかし、1999年に現在のアンカードラッグであるメトトレキサート(MTX)が保険適応となり、2003年に強力な関節破壊進行抑制効果を有する生物...